ビールの原材料「ホップ」を使ったグリーンカーテン

弊社ではビールの原材料であるホップを用いたグリーンカーテンを設置し、室内温度を下げる取り組みを行っております。
秋ごろに収穫したホップは、オリジナルクラフトビールに加工することも可能です。
オリジナルクラフトビールについて

収穫したホップは醸造所へ持ち込み、ビールとして生まれ変わります。
缶での納品の他に樽(レンタルサーバー)などでのご提供が可能です。
ビールは完成まで時間がかかるため、納品日に合わせて醸造所とスケジュールを組みます。
醸造所は東京都北区十条のBeer++(ビアプラスプラス)に委託しております。
フレーバー選びについて
収穫したホップをどのようなフレーバーのビールにするかお客様にお選びいただけます。
東京都北区十条のBeer++(ビアプラスプラス)に委託する場合は以下をご参考ください。
※輸入や在庫の関係で予告なくフレーバーの変更する場合があります。ご了承ください。
数量について
収穫量と缶ビールの製造量について過去の事例からご説明します。
ホップ株数(種類:カスケード・カイコガネ) | 30株 |
ホップ収穫数 | 7~10kg |
ビール缶(350ml) | 400缶 |
金額 | お見積りはこちら(リンク) |
ホップは在来のカイコガネ株を使用していました。
2025年から生命力の強さ、収穫量、香りの強さを考慮してカスケード株への移行を検討中です。
金額は醸造のみのお値段です。ホップ育成管理費などは含まれていません。
ラベルについて
缶ビールに張り付けるラベルになります。
デザインや貼り付けに関して、醸造所で請け負うことも可能です。(有料)
ご相談ください。
ホップ緑化栽培について

弊社のシステムを活用し、管理の手間いらずでホップを生育します。
弊社スタッフが設置から植生管理、収穫、撤去を行います。
ホップの特徴
ホップは春先(3~4月頃)に芽を出し気温の上昇と共にツルをぐんぐん伸ばし最大10~12mほどに成長します。
秋ごろになると雌花が大きくなった「毬花」と呼ばれるものがホップツル上部にたくさんできます。
グリーンカーテンとしての効力を備えつつ、収穫物をビールに加工して楽しめることで今少しずつご注文が増えています。
ホップは多年草ですので、冬になると地上部は枯れますが、根っこは地下で生きており、 次の春が訪れた際にまた芽を出しますので、次年度もそのまま楽しめます。
設備と設置方法
株の植え付けは基本的にプランターを使用しますが地植えでもよく成長します。
プランターの場合は自動給水装置を設置します。それに伴い、設置場所付近で電源が取れない場合は乾電池式、もしくはソーラーを設置することも可能です。
参考イメージ図 電源使用の場合

参考イメージ図 ソーラーパネル使用の場合

ホップ生育管理作業について
ホップは比較的強い植物ですので放置していても育っていきますが、屋上やプランターなどの植物にとって過酷な環境では、給水設備などの点検が欠かせません。
以下、弊社が実施している管理作業の一例をご参考ください。
作業 | 内容 | 頻度 |
---|---|---|
設置 3月~4月頃 | ・材料搬入 ・機材設置 ・土入れ ・株植え付け ・誘因ロープ設置 | 1~2日 |
定期点検 植え付け~収穫まで | ・成長確認 ・ツルの誘因作業 ・給水装置の作動確認 ・耐久性(劣化・擦り切れ)確認 ・追肥 など | 週1回 約1時間 |
収穫・撤去 9~10月 | ・ホップの収穫 ・ロープ類の撤去・格納 ・清掃 | 1日 |
おおまかな流れについて
植物を扱うため、植え付け時期(2~3月)の前にお問い合わせください。
- お問合せ・ご相談・概算見積り
- お問い合わせフォームからご連絡いただき、メールやお電話でホップ設置場所のご相談、ご希望のビール数やフレーバー、また納品日などスケジュールのご相談をさせていただきます。
この時点では概算見積は可能です。現地確認後に必要な設備などを含めて再度お見積りいたします。
- 現地確認
- 現地確認にお伺いします。
測量を始め、プランターの設置場所や誘因ロープの固定箇所、水源・電気の有無などを確認します。
ご担当者様には立ち会っていただき、設備に関してのご相談やご希望等をヒアリングいたします。
- ご提案・お見積り
- ヒアリングした内容を元にお見積りをご提案させていただきます。
- 【3月~4月頃】プランター、機器設置、ホップ苗植え付け作業
- 発注後、必要設備の設置に伺います。
培養土なども搬入し、ホップ苗の植え付けを行います。
- 【4月~9月頃】定期点検
- 週に1回の定期点検のためお伺いします。
- 【4月~5月】醸造施設とスケジュール確認
- ホップ持ち込み予定の醸造施設(Beer++)と日程のご相談をします。
- 【9月~10月】ホップ収穫・ツタ撤去、醸造所へ持ち込み
- 球果(ホップの実)の生長を確認して収穫日を予定します。
収穫したホップは劣化を防ぐため、弊社スタッフがその日のうちに醸造所へ持ち込みます。
収穫日の3日前までには醸造所へお知らせします。
ツタは撤去し、誘因ロープは次年度のために撤去後は現地にて保管します。
- 醸造
- 納品日から逆算して約45日~2か月前に醸造を開始します。
- 納品
- 納品日に合わせてクール宅急便にて発送いたします。要冷蔵で保管してください。
- ご請求・入金
- 請求書は弊社と醸造所からそれぞれお送りいたします。
ホップの納品、および缶ビールの納品の日付けで請求書を発行させていただき、郵送もしくはメールでお送りいたします。
設置事例

目黒区の日本工業大学駒場高校で7年前からホップ緑化活動を行っております。
毎年7~10㎏のホップ毬花を収穫することができ、ビールにすると400缶程度のビールを醸造しています。
出来上がったビールは学校内での保護者懇親会等のイベントで利用されています。
お問合せ
ご相談、お見積は無料です。
詳細が決まっていなくても大丈夫です。
お気軽にご連絡ください。