設備メンテナンス

ビオトープには循環ポンプや自動給水装置などの設備があり、常に水を溜め、水流を作り出すことができます。
それらを長く使用するためにはメンテナンス(掃除、作動確認など)を定期的に行うことが大切です。
また、作動不良、老朽化や落雷などで故障した設備に関しては早めにご連絡いただき対処が必要です。
循環ポンプ清掃・交換
循環ポンプはビオトープの規模に合わせて大きさが異なります。
弊社ではポンプにタイマーを設置して、モーターを休ませる時間を設けています。
水を吸い込む際に池底の細かいゴミなどを吸い込まないよう、循環ポンプには必ずストレーナーを設置しており、
それらが目詰まりを起こさないように定期的に掃除が必要です。
ストレーナーが詰まると、水が十分に吸い込まれず、ポンプピット内の水が減り、ポンプが空回りして故障してしまいます。ポンプピットから異様な音がする、またはビオトープの水量などに違和感を感じたら早めにご連絡ください。
小規模ビオトープのポンプ清掃
年に4回の清掃を推奨しています。
ストレーナーに入り込んできた細かい水草の根などを除去します。


中大規模ビオトープのポンプ清掃
年に1~2回の清掃を推奨しています。
1年に1回オイル交換などもおすすめです。
ストレーナーは1~2mほどあるため、通常運転で目詰まりすることはあまりしませんが、藻類の大量発生などで詰まることがあります。


循環ポンプの交換
老朽化や落雷などで故障したポンプの交換をいたします。
特にストレーナーの目詰まりからくる空回りには注意が必要です。
落ち葉の多いビオトープや水草が繁茂しすぎて枯死量が多い池ではストレーナーの清掃を定期的に行いましょう。


自動給水装置の改修
ビオトープ池の水位を十分に保つために必要な設備です。
この設備が不具合を起こすと水枯れとなり、水中生物に影響が出てしまいます。
外部からの刺激を受けないようにポンプピットや塩ビカバーなどで保護します。


池の水が減ってしまった場合に確認していただきたいこと
まず電話やメールでご連絡の際に確認いただくことが、「元栓がしまっていないか」です。
ビオトープへの給水は、近隣にある既存の水道栓から分枝していることが多いため、その元栓を誤って締めてしまったという事例があります。また、水道工事などで大元の栓を締めていた事例もありました。
なるべく早く池の水を回復させるため、ご対応よろしくお願いいたします。
その他設備の改修
橋の根太の改修
ビオトープで使用している木材は基本的に防腐加工済みのものを使用していますが、
使用年数などで劣化してしまう場合があります。

施工から20年近く経過し老朽化が見られてきたため、
根太のみ改修しました。


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